1998年1月

川崎有機 塩ビ新プラント完成

生産能力アップに伴い新設された製品用サイロ

1月22日、塩ビ製造の関係会社 川崎有機(株)で、VCM貯槽設置工事及びPVC製造設備増設工事の修祓式が行われました。この結果、川崎有機のPVC生産能力は105,000t/年から、205,000t/年に増強されました。今回のプラントは、三菱化学水島事業所で稼動しているプラントの最新の重合技術と、川崎有機の独自の技術を融合させたものであり、高い生産性を誇る高効率重合缶以外にも、未反応モノマー回収設備、脱モノマー塔、再利用水設備等にも優れた技術が採用され、他社より高い技術レベルのプラントということができます。これから2、3月と試運転を実施して4月からの商業運転を目指しています。