建築・土木関連製品 東亞合成の提唱するトータルメンテナンス

サステイナブルな社会を実現していく事が世界規模の課題となっています。建築においては、建物ストックの有効活用と建物の長寿命化を推進する事でその一翼を担ってきました。さまざまな解決方法が模索される中、東亞合成は自社オリジナルのアクリル技術を用いた高機能製品群で建物全体を保護し長寿命化を実現する「トータルメンテナンス」を提唱し、その課題に取り組んでいます。

現在、東亞合成では、建物の屋根防水には「アロンコートSQ」、RC、ALCの外壁の化粧防水には「アロンウオール」がラインアップされ、さらにタイル張り外壁の防水改修が可能な「クリアウオール」が発表されたことから、RC造、S造のほとんどのタイプの建築の防水・改修工事に対応できるようになっています。

東亞合成の提唱するトータルメンテナンス

建物の資産価値を守るトータルメンテナンスの思想

当社は、屋根も壁もタイル張り仕上げ外壁も、抜群の耐久性を有するアクリルゴム系塗膜防水材で包み込んでしまうという考え方、建造物の「トータルメンテナンス」を提唱し、このユニークな工法の市場拡大を推進しています。

建物の美観を維持しながら躯体を保護し、コンクリートの劣化を防止することができます。それが建物の寿命を延ばし資産価値を守ることに繋がります。

技術に裏打ちされた製品群と実証実験による蓄積

当社の建材事業は、1973年にアクリルゴム系塗膜防水材を上市以来40年以上の歴史を重ねてきました。化学メーカーとして、原料のアクリル酸からの一貫生産とアクリルポリマー重合技術などの強みを活かし、全アロン防水組合の責任施工体制とともに、これまでの施工実績は1億m2を突破しています。

建物の劣化は気温や周辺環境によっても左右されます。当社は北海道から沖縄まで、各地域の大学や研究機関と、凍害、塩害、中性化対策などの共同研究を行い、製品性能の裏付けを各地で確認してきました。同時に施工組合の現場からのフィードバックも採り入れ、総合的な視野で「トータルメンテナンス」の品質向上を図っています。

責任施工体制

一般に、屋根は防水業者で外壁面は塗装業者と施工者が異なります。更に、使用する材料のメーカーも異なると、両者の取り合いで責任が不明確になり、そこに瑕疵が発生する例が見られます。「トータルメンテナンス」がライセンス制の責任施工体制を採っているのは、その防止と、施工不備による性能劣化を防ぎ、信頼性を高めるためです。

ライフサイクルコストの軽減

通常、建物のメンテナンスは、屋根と外壁の改修のタイミングがずれて、その都度、工事のために足場やネットなどのコストが発生します。一方、「トータルメンテナンス」では、高耐久性の製品を同一材料メーカーで同一業者が施工するため、大規模修繕工事で屋根と外壁を同じタイミングで改修することが可能であり、その耐久性とメンテナンス性の高さで建物のライフサイクルコスト軽減にもつながります。

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