ごみ焼却熱の有効利用に向け共同調査を開始 -横浜市と覚書を締結-

2022年3月16日

 東亞合成株式会社(代表取締役社長:髙村 美己志)は、地球環境保全を経営上の重要課題の一つと位置付け、地球温暖化防止の促進や環境負荷物質の排出削減などに継続的に取り組んでいます。

 本日、二酸化炭素を排出しない熱エネルギーをより一層有効活用するため、横浜市と「ごみ焼却熱有効利用実現可能性調査に関する覚書」を締結し、共同で調査を開始しましたのでお知らせいたします。

1.横浜工場について

 当社横浜工場(横浜市鶴見区)は、1934年の工場設立時から、首都圏の大消費地に向けてカセイソーダ、次亜塩素酸ソーダなど、ライフラインを支える製品を安定的に供給しています。また、得意とする高純度・高品位の製品分野では、日本で最初に製造販売を開始した半導体向け高純度液化塩化水素をはじめ、最先端の産業分野を支える特色ある製品を数多く生産しています。

2.二酸化炭素排出量削減について

 横浜工場では、都市ガスを燃料にしたボイラーの蒸気を工場熱源として利用しています。その工場熱源として、新たに近傍にある横浜市資源循環局鶴見工場の、ごみ焼却に伴い発生する蒸気を有効活用できるか、横浜市と共同で検討することといたします。
 本事業の採算性や、当社工場のみならず地域全体の温室効果ガスの排出削減効果などを調査・検討し、サスティナビリティやカーボンニュートラルへの取組みを、より具体的に推進してまいります。


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横浜市資源循環局鶴見工場から横浜工場への熱供給イメージ


 当社グループは、「未来の子供たちに幸せが届くよう、新しい価値創造に挑戦します」とのサスティナビリティ方針の下、持続可能で豊かな社会の実現に貢献したいと考えています。今後とも横浜市をはじめとした地域社会との連携、協力を深めてまいります。


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本件に関するお問合せ先>東亞合成株式会社 コーポレートコミュニケーション部 電話:03-3597-7215

ごみ焼却熱の有効利用に向け共同調査を開始 -横浜市と覚書を締結-