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2000年4月1日
塩化ビニル事業合弁会社「ヴイテック株式会社」の営業開始について
東亞合成と三菱化学は、昨年9月、両社の塩化ビニル事業を統合することで基本的に合意し、合弁会社の発足に向け準備を進めてきましたが、当初の予定通り4月1日に営業開始の運びとなりました。
記
社名 | ヴイテック株式会社(英文社名:V-Tech Corporation) | |
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本社所在地 | 東京都千代田区九段南3-9-14九段南C&Mビル | |
事業拠点 | 川崎工場、四日市工場、水島工場、東京営業部、関西営業部 | |
営業開始 | 平成12年4月1日 | |
資本金 | 60億円 | |
出資比率 | 三菱化学60% 東亞合成40% | |
事業内容 | 電解製品(水島)、塩化ビニルモノマー(水島)及び塩化ビニル樹脂の製造、販売及び研究開発 | |
売上高 | 約350億円(見込み) | |
従業員数 | 約160名 | |
設備能力 | 電解 | 水島135(苛性ソーダ97%換算) |
塩化ビニルモノマー | 水島300 | |
塩化ビニル樹脂 | 合計390 川崎180、四日市110、水島100 |
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(単位:千トン/年) | ||
組織図 |
ヴイテックの"V"は、ビニルという意味もありますが、ビクトリー(勝利)の意味も兼ねています。新しい会社として生まれ変わり、塩ビ業界の勝者になるという思いが込められています。また、テック(Tech)は技術を追求し信頼されるメーカーを目指すということです。
本社は新たに東京に居を構え、営業本部、企画管理本部、技術本部の三つの組織で運営されます。営業本部は東京営業部と関西営業部に分かれ、東京営業部は本社内に、関西営業部は大阪に設置されました。一方、製造拠点は、東亞合成の関係会社である川崎有機の一部、三菱化学の四日市工場及び水島工場の設備の一部がヴイテックの工場となり、研究所本部は水島工場内に設置されました。
塩ビ事業を取り巻く環境は、国内需要の長期低迷、国際競争の激化等、年々厳しさを増していますが、ヴイテックは、製販一体の体制の下、販売、研究開発及び技術サービスの強化、製造・物流コスト等の削減、グレード数の見直し等、あらゆる自助努力を通じて事業統合効果の極大化を図り、塩ビ事業を再構築すべく努力していくこととなります。