2001年10月1日

「環境報告書2001」発行のご案内

東亞合成(株)は、当社の企業理念である「化学事業を通じて、より多くの人々と、より多くの幸福を分かち合う」に基づき、環境保全と保安の基本方針として「製品の開発から使用後の廃棄に至る過程のあらゆる段階において、環境保全と保安に配慮し、良好な環境の維持に努める」を掲げ、環境問題を経営の最重要課題の一つとして位置づけております。この度東亞合成にとって初めてとなる環境報告書を発行いたしました。その編集にあたっては、環境省から発表されている「環境報告書ガイドライン」を参考に、当社がどのような体制のもとで、どのように環境保全に取り組んでいるかを「Formation:環境保全・保安管理体制」「Activity:環境保全・保安への取り組み」「Finance:環境会計」の3つの観点から、体系立ててまとめております。
具体的内容につきましては以下の通りです。

1.Formation:環境保全・保安管理体制
組織、会議体等の管理体制、活動の監査体制、ISO14001認証取得、製品安全管理等について記載。
なお、ISO14001につきましては全工場で認証を取得しております。
2.Activity:環境保全・保安への取り組み
省エネルギー、地球温暖化防止、大気汚染防止、水質汚濁防止、産業廃棄物の削減について、年ごとの変化をグラフ化して掲載。また、2000年度におけるPRTR法の当社該当86物質の総排出量および有害大気自主管理物質の当社該当9物質の排出量も掲載。省エネルギー(原油換算使用量)、地球温暖化防止(CO2排出量)、大気汚染防止(SOx、NOx、ばいじんの排出量)、水質汚濁防止(COD排出量)で削減効果を紹介しております。
3.Finance:環境会計
2000年度の環境投資額、環境費用額について環境省のガイドラインに沿って分類、効果が明確に算出できるものについてはその効果を定量的に記載。
環境報告書は今後とも毎年1回発行し、環境に関する社会のニーズや法規制の動向を十分踏まえ、当社の取り組み姿勢が広くご理解頂けるよう引き続き情報開示の充実を図るとともに、環境パフォーマンスの向上に一層努力する所存です。
不十分な点も多々あるかとは思いますが、今後も継続して改善を図ってまいりますので、ご意見やご感想などをいただければ幸いです。

(本件に関するお問い合せ先)
東亞合成株式会社 管理部
〒105-8419 東京都港区西新橋一丁目14番1号
TEL.03(3597)7215 FAX.03(3597)7217