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営業・事業部

INTERVIEW

信念を貫けば、必ず何かを変えることができる。

S.K

PROFILE

S.K

本社 営業部 アクリルモノマー課
2005年入社 / 社会学部 社会学科卒

CAREER STEP

入社1年目

本社営業部

入社後、受注部門及び出荷部門においてその業務研修を受けた。ここで得た業務知識や社内関係者とのネットワークは、今でも自分の支えとなっている。その後、本社営業部アクリルポリマー課に配属となり、アクリルポリマー製品の東日本エリアの営業を担当する。

入社5年目

業務本部

購買課にて原料の調達を担当。上司からの信頼のもと、20代としては考えられないほど大幅に権限委譲され、困難な交渉を繰り返した。ここでの経験が自分を大きく成長させてくれた。

入社9年目

アクリル事業部

アクリルモノマー部にてアクリルモノマー事業における採算管理を担当。社内調整が業務の基本であるが、その関係先は工場・物流・管理(経理、財務)・営業と多岐にわたる。社内関係各員の意見をまとめることの大変さを痛感した。

入社14年目

本社営業部

アクリルモノマー製品の東日本エリアの営業を担当。これまでさまざまな経験を重ねてきたことで、大概のことには落ち着いて冷静な対応ができるようになったと自負している。

INTERVIEW01

若手にも責任ある仕事を任せてくれる社風。
現在は営業の第一線で活躍中。

メーカーを志望して就職活動を続ける中、アロンアルフアを通じて東亞合成という会社を知りました。会社説明会に参加し、高い技術力を背景に幅広い領域で社会に貢献していること、カセイソーダなどの無機化学品やアクリル酸といった基幹事業が経営の安定性に寄与していること、会社の規模が大きすぎないため若いうちから責任ある仕事を任せてもらえそうなことなどに惹かれて入社を決めました。
現在は塗料や粘着剤などの原料として使用されるアクリルモノマー製品の営業をしており、東日本エリアのお客さまを一手に担当しています。アクリルモノマーは製品の特性として、中長期的な安定供給がお客さまの満足度につながります。そこで、需要動向や海外市況、今後の需給バランス予測などの情報を、密なコミュニケーションを通じてお客さまに提供しています。また、私の情報をもとに生産計画等が決まることから、社内での正確な情報共有も心がけています。

INTERVIEW02

強い信念があれば、人は動かせる。
そして必ず新しい道が拓かれる。

振り返れば、入社5年目に異動した業務本部購買課での経験が、私にとって成長への大きなターニングポイントになったと思います。ここで痛感したことは、当社製品の原料がグローバルなサプライチェーンに組み込まれており、当社が望む品質の原料がいつでも安価に手に入るような状況ではないという現実でした。特に天然資源の安定的な調達には非常に苦労しました。そこで新たな調達先の確保に挑んだのですが、決して容易なことではなく、社内も使用経験のない原料の調達には消極的でした。
しかし、将来を考えれば新たな調達先の確保は不可欠なことでした。そこで私は事業部や製造部、物流部といった関連部署への説明を尽くし、新規採用まで持ち込むことに成功しました。
強い信念に基づいて、行動すれば、必ず共鳴し、賛同してくれる人が増える。そして、きっと何かを変えることができる。そんな強い自負は、この仕事を通じて得た何よりの収穫です。

INTERVIEW03

“文系だから”という言い訳は通用しない。
知らないからこそ、学ぶ姿勢が重要だ。

私は文系の出身で、化学的なバックボーンは持っていません。そのため、入社して最初に担当したアクリルポリマー製品の営業では、製品知識の習得に苦労しました。あるお客さまから問い合わせをいただいた際、自分は文系出身だからわからなくて当然という姿勢で社内に伝えたところ、文系出身の先輩にきつく叱責されました。「誰でも最初は知らないことばかりだ。しかし、知らないことは自分で調べ、学び、自分なりに解釈してから伝えなければ営業としての機能を果たしたことにならない」と。『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』ではありませんが、人任せにするのではなく、まず自分で学ぶという姿勢を持たなければと、自分を省みることができました。
このように当社には、厳しいことでも本音を言い合える人間関係があります。そのような雰囲気が会社としてより良い意思決定を下す際の力になっていることは間違いありません。

VISION

“縁の下の力持ち”としての誇りのもと、
社会への貢献を続けていきたい。

東亞合成の製品の大半は、お客さまやその川下のメーカーを経て加工され、最終製品になります。私たちは製品の安定供給を通じて、社会に不可欠なモノを提供している“縁の下の力持ち”なのです。創立75周年を機に、企業理念が”素材と機能の可能性を追求し、化学の力で新しい幸せをあなたへ届けます。”と新しくなりました。この理念の通り、創業からの事業である無機電解製品、アクリルモノマー製品での社会への変わらぬ貢献を継続しつつ、高純度無機製品やアクリルポリマー製品といった機能製品においてより一層の機能追求をすることで、社会へのさらなる貢献を果たしたいと思っています。
もちろん会社が未来を拓いていくために、社員一人ひとりが成長を続けていくことが不可欠です。私自身、さまざまな経験を経て視野がずいぶんと広がったことを実感していますが、さらなる成長のためにも今後も新たな経験を積み重ねていきたいと思います。