CROSS TALK
東亞合成に入社した理由や仕事の面白さ、裁量権の大きな東亞合成ならではの働く魅力とは?営業から研究開発、工場設備設計などさまざまな職種で活躍する、入社2~3年目の先輩たちが語ります。
S.M2021年入社
高岡工場 操業部 操業2課
工学研究科分子素材工学専攻修了
S.H2021年入社
技術生産本部 生産革新センター
先端技術科学教育部
物質生命システム工学専攻修了
K.Y2020年入社
名古屋クリエイシオR&Dセンター
モビリティ研究所
自然科学技術研究科
物質・ものづくり工学専攻修了
S.S2020年入社
名古屋支店 機能製品課
農学部 生命科学科卒
T.K2020年入社
名古屋工場 業務支援部 事務課
経済学部卒
SESSION 01
S.M
大学で化学を学んでいたので、化学メーカーを中心に就活をしていました。大学の先輩が東亞合成で働いていたつながりから、その上司の方ともお会いでき、2人が仲良く会話をしている姿に「優しい人が多そうだな」と思いました。先輩から、「きちんと休みがとれてワークライフバランスがいい」と言われたのも印象に残っています。
K.Y
私も小さい頃からずっと化学が好きで、化学メーカーを志望していました。研究室の先生から東亞合成を紹介していただき、先輩も活躍している会社だと知って親近感を抱くようになりました。地元の東海エリアで働きたいと思っていたので、この研究所やメインの工場があるところも魅力でしたね。
S.S
私は元々、化学メーカーにはほとんど興味がなかったんです。でも、「生活を豊かにすること」につながる仕事がしたいなと思って、まわりのものを見渡したとき、あらゆるものに化学製品がかかわっているなと気づきました。化学メーカーって面白そう!と調べていくと、東亞合成は原料から完成品まで幅広い製品を扱っていました。お客さまへの提案の幅も広がりそうだなと興味を持ちました。
T.K
化学メーカーならではの幅広さは、私も魅力的だなと感じました。選考で出会う社員の方もみんな優しくて、人事担当者が面接前後にフォローの連絡をくれたり、いち学生に対して挨拶などもとても丁寧にしてくれたりしました。誠実な人がたくさんいるんだろうな、と思いました。
S.H
わかります!話しやすい社員ばかりだなという印象は、選考時から入社した今も変わりません。東亞合成で働いている大学の先輩から、「若いうちから大きな仕事を任せてくれる会社」と聞いたことも、入社の決め手になりました。
SESSION 02
S.H
1年目に名古屋工場の操業部に配属され、アクリル酸エステルの製造工場を担当しました。生産効率を上げるために、運転条件を見直して設備の改善を行ったところ、製品ロスの減少と作業負荷を減らすことができました。先輩たちが1年目の私の意見に耳を傾け、アイデアを採用してくれ、目に見える成果として現れたときは本当にうれしかったですね。
S.S
相談すると力になってくれる社員が多いんですよね。
今は接着剤の営業をしているのですが、お客さまから接着剤以外に抗菌剤など他の製品のご要望もいただくことがあります。すぐにその担当営業に相談して紹介につなげるなど、部門を横断して協力し合えるのがいいところだなと思います。お客さまの声を受けて、研究部門と新製品開発を進めることもあり、もっといろんな提案ができるようになりたいです。
T.K
ほかの部門とのつながりがあると、それぞれの視点を学べますよね。
私は名古屋工場の管理部で経理や総務・法務を担当しているのですが、本部の財務部や経理部から名古屋工場の操業課まで幅広い立場の方と、予算管理や在庫管理について話します。工場がやりたいことと本部の要求が異なるときには、工場の責任者と「こういう方法で経理処理をすれば本部の要求を満たせると思いますよ」と提案し、両者のWin-Winを実現させていきます。
S.H
なるほど。いろんな仕事があるんだなと実感しますね。
S.M
私は高岡工場で設備に関するさまざまな課題解決を担っています。例えば製造中に不具合品ができるなどトラブルがあれば、どこに原因があるのかを探り、分析結果に基づいて改善を進めます。今は設備導入に向けて試験をしている製造機器があり、もし実機での稼働が決まれば、達成感が大きいだろうなと楽しみにしています。
K.Y
私は研究開発部門で、リチウムイオン電池の性能を上げるバインダー開発を進めています。電気自動車に使われるものなので、製品化につながればCO2排出削減にも貢献できる。いずれ自分の担当材料が東亞合成製品の一翼を担えたら…そんな思いで、コツコツと研究を重ねる日々です。
S.S
開発のその先のスケールが大きい!でも、これが化学メーカーならではの面白さだなと改めて思いました。
SESSION 03
K.Y
2年目に携わった接着剤開発では、一つの製品形態を丸ごと任されました。製品化前の段階からどんな機能が求められるのか、どうしたら使いやすくなるのかを一から考えることができて、「こんな責任ある仕事ができるなんて!」と驚きました。
T.K
私も3年目で工場経理を一任されています。予算や損益状況の確認、固定資産や在庫管理まで経理業務全般のスケジュール設計から新人の育成プログラムまで幅広く見ているので、知識がどんどん増えている。教えることを通じて自分自身が学べる環境があるのもありがたいです。
S.H
私は2年目でいきなり新工場の設計担当になってびっくりしました。仕事の進め方は上司や先輩に相談しながら、技術面は研究部門の方に教えてもらいながら、一つひとつ知識を増やしていきました。工場に入れる機械の選定や、建物のどこにどんな装置を置くかなどレイアウトの検討も任せてもらい、先輩たちは私の意見を真剣に検討してくれました。更地の状態から、自分が設計した工場が建つのだと思うと、「もっと頑張ろう」と身が引き締まります。
K.Y
自分なりに調べて考えた実験方針や開発計画を相談すると、先輩たちは「こうするとより良くなるよ」と、私の考えをもとにアドバイスをくれる。若手の意見だからどうかではなく、中身をきちんと見てくれるのがうれしいですよね。
S.S
本当にそう。私は入社1年目に品質保証課で、検査の自動化のために測定器を購入したことがありました。将来性を鑑みて「この機器がいいのではないか」と上司に提案したところ、意見を採用し、導入を後押ししてくれました。「新人は新しい風だから、どんどん意見を出してほしい」と言ってもらえたことも支えになりました。
S.M
新人の意見を歓迎する風土は、私も感じます。工場設備でのトラブル対応や原因調査でも、「新入社員らしい提案でいいね」と言ってもらえました。検討した結果うまくいかず実際の製造設備への適用にはなりませんでしたが、自分で考えて意見したことを大事にしてくれるんだなと実感しました。
SESSION 04
T.K
誠実で真剣な人たちが多いなと思っています。意見を出し合うときも、お互いを尊重して傾聴する土壌があるので、気持ちよく仕事ができるんです。
S.M
そうそう。違う部署の方にトラブルの原因について相談することもあるのですが、皆さん本当に親身になって相談に乗ってくれるんですよね。
K.Y
色々な部署の方と関わる中で、自分の考えを分かりやすく伝える力も鍛えられます。私は研究開発職なので、どうしても専門的な話をすることが多いのですが、相手の立場や背景知識を踏まえて、話の流れや言葉の使い方を意識できるようになりました。1年目から、意見を発信し提案する機会をたくさん持てているからだと思っています。
S.H
働き方の自由度が高いところも、東亞合成の特徴ですよね。在宅勤務やフレックス勤務、時間単位で年休がとれるなど、一人ひとりのライフスタイルを尊重してくれているんだなと思います。
S.M
有給も皆さんちゃんと取っています。「有給とってくださいね」とメールで催促が来るくらい(笑)。
K.Y
そうなんですよね。入社してから、残業の少なさや、平日でも自分の時間をしっかり取れることに驚きました。その分、限られた時間で業務に取り組まなくてはいけないので、スケジュール管理や優先順位付けは大事。慣れるまでは、1日があっという間に過ぎていました。
S.S
私は出産や育児などのライフイベントに対して、入社前は漠然とした不安がありました。でも、育休から復帰されてイキイキと働く先輩社員の姿を見て、すごく安心できたんです。ここなら、仕事もプライベートもメリハリをつけて両立していけると思っています。
SESSION 05
S.M
今は工場で、ものづくりの一連の流れをできるだけ深く学びたいと思っています。工場に関する知識があれば研究開発や生産技術にも必ず生きると思いますし、もし今後営業職に挑戦することになっても、工場の動きが分かっていれば、サンプルなどの日程調整や操業課との連携もより円滑に進められると思うんです。将来は、工場での幅広い知見を強みにしながらさまざまな部署で活躍できる人材になりたいですね。
T.K
東亞合成では10年の間に、3つの職種のジョブローテーションがあるので、みんな、いずれはまったく違う職種にチャレンジする可能性があるんですよね。私も、経理や総務・法務としてさまざまな法的知識を深め、工場全体のお金の流れを理解してきた経験を、ほかの仕事に生かしていきたいです。
K.Y
私は研究開発担当として、自分が開発してきた素材がリチウムイオン電池に搭載され、製品として世の中に送り出されるときを夢見ています。それが世界中の生活を豊かにすることにつながったら。そして地球環境保全に貢献できたらいいな、と。東亞合成は、既存の技術にとらわれない、興味やひらめき、柔軟な発想を大事にしてくれる会社です。これまでの常識をがらりと変えるような新しい材料を生み出すことが、大きな目標ですね。
S.S
いいですね!私は営業として、今まで拡販できていなかった製品の市場ニーズを探っていきたい。前例にとらわれず、「この材料をこんな用途でも使えるのでは」とどんどん提案して、東亞合成の製品と眠っているニーズとの「幸せな出会い」を生み出したいです。そのためにも、製品知識や世界のマーケット動向について日々勉強していかなければ。まだまだやることはいっぱいです。
S.H
私もまずは目の前の大きなプロジェクトである、安心で安全な新工場を完成させることに集中していきます。皆さんが言うように、若手ならではの大胆な意見も臆することなく出していきながら、自動化や省力化を積極的に導入した工場をつくれたらなと思っています。