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経営企画

INTERVIEW

会計という強みに磨きをかけることで、キャリアの道を拓いてきた。

S.M

PROFILE

S.M

経営戦略本部 経営企画部
2012年入社 / 商学研究科 商学研究専攻修了

CAREER STEP

入社1年目

名古屋工場

名古屋工場の各部門が特定の用途で使用する予算の管理を担当。例えば高額の実験装置を購入する予算があり、その予算で装置の据え付け費用が計上された場合、据え付け費用が経費か資産の一部かを判断し、正しい会計処理を行った。

入社4年目

東亞ビジネスアソシエ出向

海外子会社の経理業務(月次・決算業務など)を担当。減損処理という特殊な会計処理をすることもあった。海外の企業であるため、英語で現地スタッフや会計士とやりとりを進め、決算に間に合うように作業を行った。

入社7年目

経営戦略本部経営企画部

これまで経理・会計関連でキャリアを積んできため、経営企画部でも損益計算など数値関連の資料作成全般を担当。役員全体会議の資料の作成や、事業の業績・新たな経営指標など、経営層からのリクエストにも対応して資料を作成した。

入社8年目

経営戦略本部経営企画部

次期中期経営計画の策定を担当。各部門が実行策定するにあたっての基本指針を経営企画部が中心となって設定した。各部門の施策が会社の方針と一致しているか、経営層と各部門と綿密にすり合わせをし、実行性が担保されるように工夫しながら進める。

INTERVIEW01

自分の武器を身につけたいとの思いで会計を学ぶ。
現在は中期経営計画の策定を担当。

自分の武器となる専門分野を持ちたいとの思いで公認会計士を目指すことにしたのは、最初の就職活動の時でした。大学院へ進学することに決め、同時に会計の勉強をスタートさせました。結果的に公認会計士の資格は取得できなかったのですが、ここで学んだ知識は私の大きな財産です。その財産を活かせる分野で活躍したいと考えて二度目の就職活動を行った際に出会ったのが、東亞合成でした。決め手となったのは人柄の良い先輩ばかりと感じたことで、この印象は今も変わりません。
入社後は、希望通りに会計の知識を活かしながら業務に取り組んできました。現在担当しているのは次期中期経営計画の策定で、私は数値面でのフォローを行っています。具体的には、各部門から提出された目標や必要な人員・費用を集計・整理することと、施策について各部門が検討するための基礎資料の作成です。会社の経営戦略に直結する、やりがいの大きな業務だと感じています。

INTERVIEW02

自分が中心となり、経営陣での前での報告にチャレンジ。
妥協なき準備によって、成功させる。

経営企画部では毎年一回、取締役・執行役員全員が参加する役員全体会議を開催しています。入社7年目には、私が中心となって会議での報告を担当。その内容は私にほぼ一任されました。どのような指標を用いれば経営層に当社の立ち位置を理解してもらえるか、客観的な数値を用いつつ主張したい内容をまとめる作業にはかなり苦労し、文字通り試行錯誤の日々でした。妥協せずに取り組んだことで会議では誰もが納得できる明快な報告をすることができ、経営陣が的確な戦略構築を行う上での貢献ができたと自負しています。
資料の作成では、単に事実を並べ立てるだけでなく、グラフを用いてかみ砕くことで、できるだけシンプルで直感的なものにすべきだと学ぶことができました。

INTERVIEW03

入社1年目の挑戦。
がむしゃらに目の前の壁を登り続けた。

入社1年目に工場の経理を1人で担当することになったときは、苦労しました。業務に関連する書籍を片っ端から読んだり、それでもわからないことは財務や経理に精通した先輩に質問したりと、目の前のことにがむしゃらに取り組みました。1年目でありながらこのように責任ある仕事を任せてもらえたことで、自分で考え、自分で判断する力がつきましたし、なんとか乗り越えたことで仕事に対する自信も芽生えました。周囲の皆さんのフォローにはとても感謝しています。また、当時の頑張りを評価してもらったことが、これまでのキャリアにつながっていると思います。
今後は海外に赴任して当社の海外戦略に貢献したいと思います。将来の当社の発展には、海外売上高をさらに高めることが必須です。
また、M&Aにも興味があります。経理関係の業務に携わった経験や、大学院時代に学んだ会計の知識を活かしたいです。

VISION

独自の価値を提供する会社であるために、
チャレンジする人材の集団でありたい。

化学メーカーはBtoBのビジネスが中心であり、一般消費者からは見えづらい存在だと感じます。当社にはアロンアルフアがあるため「アロンアルフアをつくっている会社」と説明すればわかっていただけますが、逆に言えば東亞合成という社名だけではなかなか理解していただけません。そこで新事業の立ち上げや既存事業の成長の一翼を担いつつ、“世の中に役立つ製品を提供している東亞合成”というイメージをアピールすることに取り組みたいと思います。
また、常に新しいことにチャレンジする社員の集まりであって欲しいと考えています。与えられた仕事や現状の仕事をやり続けるだけでは、自身や会社を成長させることはできません。何ごとにもチャレンジする文化を根づかせることで、社会に独自の価値を提供できる会社になっていけるのではないでしょうか。
常に新しいことを学び続け、成長を実感しながら働けるのが東亞合成です。組織の歯車ではなく、エンジンとなることを目指して成長したいという方にこそ、期待しています。