研究開発戦略

新製品・新事業の創出による持続的な成長を目指す

当社グループは、高付加価値事業の拡大とともに、将来を支える「第4の柱」事業を含む新ビジネスユニットの創出を中期経営計画に掲げています。新ビジネスユニットの創出については、当社グループのコア技術を起点として、従来の事業領域を超えた新規キーマテリアルやサービスを新たなビジネスユニットとして複数創出することを目指しています。

今後の取り組みとして、産学連携によるオープンイノベーションの強化や外部リソースの活用により研究開発を推進します。また、電子実験ノートおよびマテリアルズ・インフォマティクス(MI)の解析システムを導入し、研究開発の加速を図ります。

研究開発は、10年先、20年先の自社のあるべき事業・技術ポートフォリオを見据えて当社ならではの強みを最大限に生かし、顧客に新しいソリューションを提示していくことが必要です。コアコンピタンスを担う集団として、新しい分野を切り開き、新技術・機能を作り出すための探索研究や得意分野に立脚した製品開発を推し進め、新ビジネスユニット創出のための技術開発を行っていきます。